間も無く開催される『第28回WBSCU-18ベースボールワールドカップ』の注目選手は?


侍ジャパンU-18代表が開催地のカナダに到着して間も無く開催される第28回WBSCU-18ベースボールワールドカップ。
悲願の世界一を目指して、主将の 清宮 幸太郎を中心に一致団結して日本の高校野球のレベルの高さを示して欲しいところ。
甲子園を目指して、地方大会の張り詰めた緊張感の中の激闘を制した精神力は、侍ジャパンの強み。
今回は、侍ジャパンU-18代表に選抜されたメンバーの中でも注目選手をピックアップして紹介します。

目次

・清宮 幸太郎( 早稲田実業)

背番号3/ポジション内野手/
身長184cm/投打右投左打/体重101kg
地方大会決勝で敗戦

何といっても、球を遠くに飛ばす技術が素晴らしく代名詞でもある『本塁打』は、26日行われた日本代表の練習試合でも木製バッドでありながら高校通算109本目となる本塁打を放ち歴代最多とされる記録を更新。
その点守備は、いまひとつな面もありそこは打撃でカバーしたいところ。

・ 安田 尚憲( 履正社)

背番号5/ポジション内野手/
身長188cm/投打右投左打/体重95kg
地方大会準決勝で敗戦。

恵まれた体格で、東の大砲『清宮』、西の大砲『安田』と称されるくらい打撃がセンスがあり強打者。
今夏の地方大会の成績は、打率632(19打席12安打)、本塁打3、打点3と好成績を残し、高校通算本塁打PL学園清原和博を超える65本を放っています。

・ 増田珠(横浜)

背番号24/ポジション外野手/
身長185cm/投打右投右打/体重83kg
甲子園1回戦敗退

横浜高校では1年春から早くも主軸としてレギュラーで出場し、 侍ジャパン15U代表でも4番を担っていたほど。
強いパンチ力に加え、 高いミート力もあり、他にも強肩で俊足と全体的に能力が高い選手。
右の強打者として貴重な存在。

・ 中村 奨成( 広陵)

背番号10/ポジション捕手/
身長181cm/投打右投右打/体重78kg
甲子園準優勝

甲子園決勝で敗れたものの攻守共にチームを牽引。
PL学園清原和博がマークした1大会5本塁打を超える6本塁打を記録し今年の甲子園で最も注目を集め主役に。
すごいのは打撃だけでなく、遠投120メートル、50メートル6秒と三拍子揃った選手。

・ 山下 輝( 木更津総合)

背番号15/ポジション投手/
身長187cm/投打左投左打/体重87kg
甲子園1回戦敗退

甲子園では、ナンバーワンの左腕と評価され187cmの長身から繰り出すキレのいいストレートは、149キロまで及びます。
甲子園では、1回戦で9回に突如崩れて敗退したものの10奪三振を奪い完投しておりストレート、変化球共に1つランクが上。
完投出来るスタミナを持っている事と打撃に付いても評価されている点も、プラス材料。

・ 川端 健斗( 秀岳館)

背番号13/ポジション投手/
身長175cm/投打左投左打/体重70kg
甲子園2回戦敗退

安定感があり、試合を作れるピッチャーで先発でもリリーフでも実力を発揮出来るタイプ。
春のセンバツでは、自身の自己最速を5キロも更新する148キロをマークし本格派の左腕として急成長を遂げた。
この夏の甲子園でも1回戦(対横浜)で6回1失点、2回戦(広陵)でも6回2/3 3失点(自責点2)と先発として試合を作り、強豪相手に抜群の安定感を披露してます。

まとめ

これだけのメンバーがいれば世界一も目じゃないと思いますが、簡単に勝てないのが国際大会。
小枝監督が『 厳しい戦いが続くと予想されるが、投手を中心とした守りと機動力を絡めた攻撃で勝機をつかんでいきたい』と言うようにいいサウスポーが5人も選出されているので守りからリズムを作っていけばチャンスが生まれていい展開に進んでいくのかなと思います。
日本の目指すスモールベースボールの中にもこの頼もしいクリンナップの打力で勝利に導いてくれるはずです!