U-18ベースボールワールドカップ オープニングラウンドの選手成績ピックアップ!


昨日U-18侍ジャパンは、南アフリカに12対0の7回コールドで勝ちオープニングラウンドの最終戦を終了。
日本は、B組で通算4勝1敗で全体の2位でスーパーラウンドに進出を決めた。
B組では、他にもアメリカ(1位)とキューバ(3位)が進出が決定しています。
オープニンググランドを終え今回は、選手の成績をピックアップし紹介します。
※昨日の南アフリカ戦は、実力差があるため今回のピックアップした選手の成績には反映していません。

 

打撃成績ピックアップ


藤原恭太( 大阪桐蔭)(右)


一番打者としてこれまでフル出場し、全ての試合で安打を放ち4試合の打率375と絶好調。
出塁率は、444にもおよび見事に1番打者としての役割は、存分に果たせています。
日本が唯一敗戦したアメリカ戦でもヒットがでており相手に関係なく安定した成績を残せている。

これまでの成績
打率375 打点5 得点2 盗塁0 三振6

小園 海斗( 報徳学園高校)(遊)


2年生ながら、U-18代表に選ばれただけあり高い技術的をみせており、打率は脅威の.438。
オランダ戦では、安打が途切れたもののメキシコ戦とキューバ戦で3安打を放ちチャンスメイクをしっかりしてます。
アメリカ戦は、9番でスタメン出場したもののそれ以外の試合では、2番を務めおり1番の藤原と共に調子は打撃は絶好調!
守備では、失策3といまひとつか。

これまでの成績
打率438 打点2 得点3 盗塁0 三振5

 

安田 尚憲( 履正社高校)三/一

 

こまでの打率は、231ともの足らない数字ながらも四死球は5で出塁率で見ると444とまずまず。
クリンナップの3番を任されているが、上げた打点がメキシコ戦の1点といまひとつか。

これまでの成績
打率231 打点1 得点1 盗塁0 三振5

 

清宮 幸太郎( 早稲田)(一)

 

キャプテンで四番の清宮は、これまでの成績を見ると重圧からか少し心配な感じ。
打率154と安打が打てていないことが気になりますが3戦目の強豪キューバとの試合では、2本の犠打を放ち確実にランナーを帰し4戦目のオランダ戦では、初の長打となる2塁打を放ち状態は徐々に上がり傾向か?

これまでの成績
打率154 打点3 得点0 盗塁0 三振0

 

中村 奨成( 広陵高校)(捕/一)

 

甲子園では、決勝まで進み準備期間がない中での参加と疲れも出ているのか調子は、いまひとつ。
出場試合数は、3試合で打率143でメキシコ戦で1本安打が出て以降快音がない状態。
オランダ戦では、指名打者で打者に専念して出場も2打数0安打と振るわず。

これまでの成績
打率143 打点0 得点0 盗塁0 三振1

 

丸山 和郁( 前橋育英高校)(中)

 

初戦のメキシコ戦こそ途中出場だったもののその後の試合では、スタメン出場を果たす。
打率333で出塁率400と下位打線を打つことが多い中で上位打線に繋げるいい役割を果たしている。
オランダ戦では、持ち前の走力で盗塁も決め相手側にとってはやな存在か。

これまでの成績
打率333 打点0 得点3 盗塁1 三振1

 

投手成績ピックアップ

山下 輝( 木更津総合高校)(投 先発)

 

キューバ戦に先発し、5回1/3を投げて失点2とある程度試合は、作れていたが被安打3に対して四球が6と制球が乱れていた点は、修正が必要か。
特に初回は、無失点に抑えたものの四球2と安打1が絡み不安定な立ち上がりだった。

これまでの成績

防御率3.38  投球回数5 1/3  被安打3 奪三振7 与四球6 失点2

 

川端 健斗( 秀岳館高校)(投 先発)

 

安定した投球で定評があっただけに、先発したアメリカ戦でも期待してましたが5回2/3を4失点といまひとつ。
自慢の制球も6四球と乱れていました。
その中でも、17個のアウトのうち奪った三振の数は15個と球自体は、十分に通用しているだけに制球さえ安定すれば相手にとっては脅威か。

これまでの成績

防御率4.76 投球回数5 2/3 被安打6 奪三振15 与四球6 失点4

 

田浦 文丸( 秀岳館高校)(投 リリーフ)

 

これまでにリリーフとして安定した成績を披露しており防御率は、いまだに0。
投手陣の中では、最も状態がいいのか
アメリカ(2回1/3)、キューバ(2回2/3)、オランダ(4回)と強豪相手にも抜群の投球をしており、奪三振率も高いです。
後半でこれだけ絶対的な投球が出来る投手がいると日本にとっては、大きい存在。

これまでの成績

防御率0 投球回数9 被安打2 奪三振19 与四球2 失点0

 

まとめ

 

打撃では、1、2番コンビの 藤原と 小園と下位打線の 丸山が好調で出塁率が高くクリンナップに繋げているが、肝心のクリンナップがいまひとつで振るわず。
これから勝ち進んで行くには、清宮、安田、中村の主軸が状態を上げていくことが必勝。
南アフリカ戦では、格下ながら清宮にU-18侍ジャパンの待望の本塁打を含む2安打を放つと、安田にも2長打が飛び出しこれを期に調子を上げてもらいたいところ。
投手陣は、リリーフの 田浦が好調をキープしておりスーパーラウンドを戦うのに好材料
あとは、先発投手がいまのところ試合を作れていますが制球が安定しないため無駄な四死球を減らし相手に付け込まれる隙を減らしていくこと大事かと。
オープニングラウンドを終えて、国際大会のふいんきも慣れたところでスーパーラウンドでは、本来の実力を存分に出して欲しいですね。