清宮幸太郎は、プロ一年目から活躍出来るのか?
26日に行われた2017年ドラフト会議。
今年の最大の目玉は、何と言っても高校野球の怪物『 清宮幸太郎』。
早稲田実業では、一年生からレギュラーとして活躍し高校通算本塁打は、111本にも及び歴代最多となる記録で注目を集めました。
また、U-18ワールドカップにも二度出場し今年は、主将も努めチームを牽引しました。
これだけ、高校野球で活躍し実積、実力十分な存在だけあってドラフト会議では、 ソフトバンク、楽天、日本ハム、ロッテ、阪神、巨人、ヤクルトの最多タイの7球団が指名。
競合の末、見事北海道日本ハムファイターズが交渉権を獲得しました!
日本ハムは、これまでに
2004年 ダルビッシュ有(単独指名)
2007年 中田翔
2010年 斎藤佑樹
2012年 大谷翔平
を獲得しておりここ一番での引きの強さは、他チームを圧倒している印象。
斎藤佑樹は、ある意味ハズレくじでしたけど。。。
清宮幸太郎のコメントからも入団は、確実ですがプロ1年目から野手としてレギュラーとして出場するのは、井原の道。
今活躍している選手の一年目の比較と日本ハムのチーム状況にスポットを当てて 清宮幸太郎がプロ一年目からレギュラーとして活躍出来るのか検証します。
今プロ野球を代表する選手の一年目の成績は?
・ 大谷 翔平
試合数77 打率.238 本塁打3
・ 中田 翔
一軍での出場なし
・ 筒香 嘉智
試合数3 打率 .143 本塁打1
・ 山田 哲人
一軍での出場なし
・ 柳田 悠岐
試合数6 打率 .000 本塁打0
・ 坂本 勇人
試合数4 打率 .333 本塁打0
・ 鈴木 誠也
試合数11 打率 .083 本塁打0
球界を代表する選手をピックアップしてみましたがプロ1年目は、プロの壁の前にこれだけの選手でも満足いく成績を残すことは、出来ていませんね。
この中では、大谷翔平が最多試合数の77試合に出場するも成績はいまひとつで他の選手は、数えるほどの試合数となっています。
けれど、2年目~3年目以降は、プロのレベルに適用し出場試合を増やし成績を伸ばせている傾向が強いですね。
ここ数年で、1年目から活躍した選手と言うとしか 吉田正尚しか思い当たりません。彼は、青山学院大からプロに進んでいるのでその経験が生きていますが高卒から一年目で活躍出来るのは、本当に難しい。
・ 吉田 正尚
試合数63 打率.290 本塁打10
『 清宮幸太郎』は、1年目から日本ハムファイターズのスタメンで出場出来るのか?
日本ハムのチーム状況と言うと『 大谷翔平』がメジャーへ『 中田翔』は、FAで放出と噂されておりスタメンの2人の強打者がチームを去ることになれば当然期待が高まるのは、 『 清宮幸太郎』の打撃。
ポジションも 中田と同じ一塁手。
新たな助っ人外国人を獲得する可能性もありますが大谷が抜けるためDH枠があるし一塁手は、空いている状態か。
尚且つ、若手を育てるのに定評がある日本ハムだけに多少結果が出なくても起用する可能性は高そう。
まとめ
U-18ワールドカップでは、木製バッドに変わった影響か自慢の打撃は、沈黙気味でしたがプロのレベルに触れる事で更なる伸びを期待したいですね。
高校野球で多くの人を魅了してきただけに、プロの世界でも何か他の選手とはスケールの違う所を見せてくれそうな予感があります。
清原や松井といったレベルの選手になってくれること期待を含め頑張ってもらいたいですね。