U-18ベースボールワールドカップ は、スーパーラウンドに突入!初戦を勝利したオーストラリア戦の戦評は?、

U-18ベースボールワールドカップは、昨日より第2ステージとなる『スーパーラウンド』がスタートしU-18侍ジャパンも初戦を向かえました。
対戦相手は、『オープニングラウンド』をA組3位で通過したオーストリア
『スーパーラウンド』では、『オープニングラウンド』で対戦したチーム以外との総当たり戦となります。
日本で例えると同組(B組)だったアメリカ、キューバとは対戦せず、A組から勝ち進んできた韓国(A組1位)、カナダ(
A組2位)、オーストラリア(A組3位)と総当たりで対戦することに。
ここで、重要なのがオープニングラウンド同組で対戦した成績がスーパーラウンドでも引き継いでいること。
日本は、キューバに勝ちアメリカに敗戦したために1勝1敗の状態からの厳しいスタートに。
最終的に上位2チームが決勝進出となり1戦、1戦が落とせない大事な試合となります。

オーストラリア戦の打撃/守備の戦評

侍ジャパンは、タイブレークまで持ち越す接戦で11回裏の1アウト満塁から安田がサヨナラタイムリーヒットを放ち『4対3』で初戦を勝利を飾りました。

1、2番コンビの 『藤原 恭大』と『 小園 海斗』は、相変わらず絶好調で共に3安打を放つ暴れぶり。
初回も先頭の 藤原 恭大が内野安打から好機を作り見事に先制のホームを踏むことに成功。
この初回の2点が侍ジャパンにとっては大きく精神的優位に試合を進められひとつの勝因に。

そして、サヨナラ安打を打った安田は、ここに来て3安打2打点と状態が上向き勝利を呼び込む打撃は、次の試合にも繋がり期待出来そうです。

先発した 磯村 峻平は、これまで継投での登板でしたがオーストリア戦では先発を担当し6回3失点と試合をまとめました。

そして、同点に追い付かれてからのリリーフ陣の投球が圧巻でした。
次のマウンド託された 清水 達也が4回1安打無失点で切り抜けると、続く 田浦 文丸も1回0安打無失点と完全にオーストリアの反撃を断ち切っていました。
両投手は、今大会いまだに防御率0と安定し頼れる存在です。
特に10回裏の侍ジャパンの攻撃には、大事な場面でのバント失敗があり、やな流れもありましたがそんな流れも消し去る見事な投球でした。

まとめ

接戦を見事に制したのは、チームに勢いを与える勝利でした。
クリンナップの3番を打つ安田もここで勝利に貢献できて自信になったことでしょう。
クリンナップから下位打線は、いまひとつ繋がりが欠けているのでテコ入れも必要か?
投球陣は、好調なだけに次の試合も守備からリズムを作り勝利を手にして欲しいですね!